2月3日は節分です。立春の前日にあたり、厄を払い開運を願います。
各地で節分イベントが行われますが、今回は東叡山寛永寺開山堂(両大師)の節分会をレポートします。
東叡山寛永寺開山堂(両大師)の節分会
東叡山寛永寺は慈眼大師天海大僧正によって開かれました。
上野にある開山堂では、天海大僧正と、天海大僧正が尊崇していた慈恵大師をお祀りしています。
もともとは天海大僧正が亡くなられた翌年の正保元年(1644)に天海大僧正を祀るために建てられましたが、のちに寛永山本坊内にあった慈恵堂から慈恵大師像を移し、お二人を祀ったことから両大師と呼ばれるようになりました。
節分会の開始時間は午後2時。
2時ちょうどぐらいに伺うと、境内には20人ほどの人が集まっていました。
平日ということもあり、そこまで多くはありません。
まずは「星祭」が執り行われます。
星祭は旧暦の元旦や立春、冬至などに行われる仏教の儀式です。
法要中は申込者のみがお堂に入ることができます。
約40分間の法要が終わると、年男・年女の豆まきの方たちが出てこられました。
そして、ついに豆まきが始まりました!
よろしければ動画もご覧ください。
寛永寺では「鬼は外」を言わないんです。
また、開山堂(両大師)に祀られている僧侶・慈恵大師良源は、大変霊力があり、ある時疫病が流行り、鬼の姿に変わって疫病神を退散したと言われています。
そのため、寛永寺の豆まきは「鬼は外」は言わず「福は内」のみなのです。
紙袋とかでキャッチするのかな~と思っていたのですが、皆さん素手で取っていました。
私も負けじと腕を伸ばして飛んでくる豆を受け取りました。
運動神経の鈍い私でも、意外とキャッチできましたよ♪そして、キャッチできるとこんなにも嬉しいのかと思いました(*´▽`*)
前の方にいる高齢の方たちは、手渡しでもらっている方や持参の袋を広げて、直接そこに入れてもらっている方などもいました(笑)
結果、7つの福豆をGETしました。
ちなみに私が参加していた時間は5分ほどです。
人が少なかったこともあり、たった5分でもこれだけいただけて嬉しかったです。
日時 | 2020年2月3日(日)14時~ |
会場 | 開山堂(両大師) |
所在地 | 東京都台東区上野公園14−14 |
TEL | 03-3821-4050 |
公式サイト | 寛永寺開山堂(両大師)節分会 |
地図 |
まとめ
豆まきは予想以上に楽しかったので、また来年も参加したいと思います。
前列の方が断然豆をいただけるので、できれば少し早めに境内に行かれると良いですよ。