大晦日の行事の一つ、除夜の鐘。
1度は自分で鐘を撞いてみたいと思う方もいると思います。
そこで、今回は上野エリアの除夜の鐘が撞けるスポットをご紹介します。
上野の除夜の鐘
寛永寺
東叡山寛永寺では2ヶ所で除夜の鐘を撞くことができます。
一つは上野桜木にある寛永寺境内。
根本中堂前に「鐘楼堂」があります。
大晦日の23時40分ごろから根本中堂で、除夜の鐘法要が行なわれます。
その後、年明けと同時に大僧正が第一打を鳴らします。続いて住職と次々に鐘を撞いていきます。
事前の申し込みが必要で、冥加料は一打3,000円。鐘を撞ける他、破魔矢や御札などがいただけます。
先着108名です。
所在地 | 東京都台東区上野桜木1丁目14番11号 |
公式サイト | 東叡山寛永寺 |
地図 |
もう一つは、上野公園内にある「時鐘堂」です。
こちらも同じく、年明けと同時に第一打を鳴らします。
冥加料は一打3,000円です。
所在地 | 東京都台東区上野公園4−58 |
公式サイト | 東叡山寛永寺 |
地図 |
摩利支天徳大寺
アメ横にある摩利支天徳大寺。
開運勝利の神様「摩利支天」が祀られています。
徳大寺の鐘はどこにあるのかというと、日蓮聖人や七面大明神のうしろ。
鐘は気で隠れてしまっていますが、屋根が見えます。
こちらでは、大晦日の23時40分から除夜の鐘を撞き始めます。
鐘つきは誰でも無料で参加することができます
別途申込みすると、新年0時から元旦初祈祷をしていただけます。
所在地 | 東京都台東区上野4丁目6-2 |
公式サイト | 摩利支天徳大寺 |
地図 |
【令和2年】寛永寺の除夜の鐘
大晦日の寛永寺に伺いました。
12月31日の23時40分ごろから執り行われる除夜の鐘法要のために、続々と根本中堂に人が集まってきます。
根本中堂内には徳川家歴代将軍の肖像画が並べられています。
一人ずつ般若心経が書かれたものが渡されました。
読経が行われた後は大僧正によるお話がありました。
法要の後は、根本中堂から鐘楼堂に移動します。
まずはお経を唱え、年明けと同時に大僧正が第一打を鳴らします。
続いて住職が次々に鐘を撞いていき、その後一般の方が撞いていくという順番です。
除夜の鐘をつく回数は108回とされていますが、108というのは人間の煩悩の数と言われています。
お参りをすると、花びらの形の散華(さんげ)をいただくことができます。
色々な色があり、好きな色を選べます。
まとめ
上野エリアの除夜の鐘スポットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
除夜の鐘を聞き、新たな気持ちで新年を迎えてみてはいかがでしょうか。