神戸のバターブレンドコーヒーで有名な「御影ダンケ」の一番弟子であるマスターによる、関東では唯一バターブレンドコーヒーが飲める喫茶店がアメ横にあります。
その喫茶店というのが「アメ横ダンケ」!
バターブレンドコーヒーはもちろん、チーズケーキも絶品ということで、さっそく行ってきたのでレポートしたいと思います。!
アメ横の喧騒を抜けた路地裏に
観光客の多い賑やかなアメ横通りを進み、海鮮丼やたこ焼きで人気の「みなとや食品」の角を曲がったら二木の菓子の細い脇道を進んでいきます。
すると、その奥に小さな喫茶店「アメ横ダンケ」があります。
はじめてだと迷ってしまうかも(;´・ω・)
結構わかりづらいところにあります。
店内はカウンター席がたった5つしかない小さな喫茶店です。
私が訪れたのは平日の12時ごろでしたが、若い男性が一人座っていました。
1番端に座ると、メニューを渡されました。
「コーヒーはホットなら好きなカップが選べます。
ケーキはすべて手作り。
ケーゼクーヘンとレアチーズケーキ、週末しか出してないベイクドチーズケーキも今日はあります」と矢継ぎ早に説明されました。
セットだと50円おまけになって、1,000円になります。
お水を出してくださったのですが、切子グラスに入れてくださいました。
グラスもこだわりがあり、いろいろなコレクションがあるそうです。
カップ&ソーサー選びも楽しみの一つ♪
カウンターの背面の棚には世界中のカップがずらりと並べられていて、見ているだけでも飽きません。
限定品などレアなものも多く、1セット数十万円するものも!
でもここにあるのは、ほんの一部で、定期的にカップを入れ替えているとおっしゃっていました。
もともとは町田にお店を構えていたそうで、その時は店内が広かったためカップもたくさん置けたそうです。
また、客層によってもカップを変えているそうです。
町田や、その次に移転した吉祥寺ではお客さんの年齢層は高めだったそうですが、上野のお客さんは10代から90代までと年齢層が幅広いため、若い人が好みそうなカップも置くようになったそうです。
最近はSNSを見た中学生も訪れるとのこと。
色々悩んだ結果、私はかわいらしいマイセンのカップを選びました。
こちらも上野に移転してから若者向けに置くようになったそうです(;´∀`)
芸能人も良く訪れるそうで、このカップは芸能人の○○さんも使ったよと教えてくださいました。
食器棚の中にもたくさんの名品が並べられています。
そちらは大倉陶園の限定記念作品のカップなどが多く並べられていました。
10月5日には令和改元記念のカップが届くそうで、それを楽しみにしているお客さんも多いそうです。
かなり貴重な食器ばかりなので、カップを持つときはちょっとドキドキ(;・∀・)
こちらは別日に選んだコペンハーゲンの最高級カップ。
バターブレンドコーヒーもチーズケーキも絶品!!
しばらく待っていると、フォークとスプーンをセットしてくれました。
でもカトラリーレスト(箸置き?)はなぜかピカチュウ。
ピカチュウは外国人の方が喜んでくれるとのこと。他にもミッキー・ミニーとかピーターラビットとかいろいろ用意してあるそうです。
こちらは別日に撮影したムーミン。
バターブレンドコーヒーはカップを手で温めながら丁寧に煎れています。
お待ちかねのコーヒーと、手作りのベイクドチーズケーキです!!
おいしそう~( *´艸`)
まずはバターブレンドコーヒー。
このバターブレンドコーヒーは、神戸の老舗珈琲店「御影ダンケ」のマスター寺口孝雄さんが産み出したコーヒーです。
ミルクを入れなくても飲める方法を探して行き着いたそうです。
厳選された豆を焙煎し、その直後にバターを染み込ませるオリジナルのブレンド法で、まろやかなコクと柔らかい香りが生まれます。
実際に飲んでみると、酸味や雑味はなく、口当たりが柔らかくてまろやかで飲みやすかったです。
続いて、ベイクドチーズケーキ。添えてあるアイスクリームはハーゲンダッツだそうです。
もっと固いチーズケーキを想像していたけれど、なめらかでコクがあってかなりおいしい!
このベイクドチーズケーキは新百合ヶ丘の「リリエンベルグ」のチーズケーキと同じレシピで作られているそうです。
砂糖は一切使わず、はちみつで仕上げています。
マスターはパティシエでもあり、他のパティシエともコネクションがあるため、レシピを使用することを許可されているそうです。
また、レアチーズケーキは鎌倉にあるホルトハウス房子さんの「ハウスオブフレーバーズ」のチーズケーキと同じレシピで作っているそうです。
「ハウスオブフレーバーズ」のチーズケーキは日本一高級なチーズケーキと言われていて、ワンホール1万5000円もします(゚Д゚;)
でも、こちらでは1ピースたったの500円でいただけます。
私はハウスオブフレーバーズのチーズケーキは食べたことがありませんが、食べたことがある方によると同じ味だそうです!
マスターは自分で作っているからこの値段で提供できると言っていました。
次回は是非ともレアチーズケーキを食べたいと思います。
最後に豆の香りをかがせてくれました。
袋に入った豆はテカテカと光り輝いています。
嗅いでみると、ほのかにバターの香り。
こちらで豆も購入することができます。
挽いてもらうことも可能です。
【追記(2019年10月7日)】
アメ横ダンケに再訪問して、今度は「レアチーズケーキ」をいただいてきました。
クリームチーズとサワークリームの2層仕立てになっています。
口に入れると、驚くほどなめらか!
濃厚なクリームチーズに酸味のあるサワークリーム、シナモンの香りがわずかに香る優しい甘さのビスケット生地が絶妙なバランスです。
こちらも砂糖不使用です。
シナモンが苦手な方やお子さんでも食べられるように、シナモンの量は、ハウスオブフレーバーズのレシピより少なめにしてあるそうです。
レアチーズケーキとベイクドチーズケーキ、どちらもいただきましたが、どちらがおいしいかと聞かれても選べないぐらいどちらもおいしかったです。
【追記:2019/10/14】
こちらはケーゼクーヘン。直前にチーズを塗ってトースターで温めてくださいます。
上にのっているのは乳脂肪分50%のホイップクリーム。
チーズケーキは購入も可能です!
ケーキは予約すればワンホールでの購入が可能です。
レアチーズケーキ、ベイクドチーズケーキ、どちらもワンホールたったの2,500円!
マスターは毎日夜な夜なご自宅でケーキを手作りされているそうです。
クリスマスや年末年始は大人気で30ホールぐらい作ることもあるみたいで、すべて一人で作るのは大変ですね!
普段は前日の予約でOKですが、クリスマスなどは早めに予約した方が良いそうです。
今回はレアチーズケーキを購入しました!
保冷バッグに入れてくれます。
チーズケーキは型に入った状態。
型からの出し方や切り方などが手書きで書かれたポストカードも入っています。
お店でもちょうど新しいケーキを切るところだったので、丁寧にレクチャーしてくださいました。
もし、誕生日などで購入する場合、無料でラッピングもしてくださいます。
チーズケーキはどちらも1週間ほど持つので手土産にも人気みたいです。
日がたつごとに熟成され、味が変化するそうです。できれば4日で食べた方が良いみたい。
そのあとはガクッと味が落ちてしまうそうです。
豆やケーキなど買った場合、ポイントカードを作ってくれます。
1度作ってもらったら、飲食代でもポイントをつけてもらえます。
期限はなく、10ポイントでバターブレンドコーヒー1杯サービスでお得です♪
「アメ横ダンケ」店舗情報
店名 | アメ横ダンケ |
住所 | 東京都台東区上野4-1-8 長谷ビル 1F |
営業時間 | 10:00~22:00 |
定休日 | 不定休 |
席数 | 5席 |
喫煙 | 全席禁煙 |
公式サイト | http://www.ameyoko-danke.com |
年末年始も休まず営業しているそうです。
普段は22時まで営業していますが、ケーキの予約がたくさん入っているときは、7時とか8時ぐらいに閉まってしまうこともあるそうです。
まとめ
初めて飲んだバターブレンドコーヒーはまろやかでとても飲みやすかったです。
そして、チーズケーキがかなりおいしかった(●´ω`●)
レアチーズケーキも追加で頼もうかと思ったけど、次回に取っておくことにしました!
コーヒーから食材から食器から、すべてにこだわりを感じる喫茶店でした。
そして、マスターのマシンガンうんちくを聞けるのも楽しい!!
情報量多すぎて、頭に入れておくのが大変でした(笑)
上野さん的には、空いてるときに行った方がマスターとお話しできるのでおすすめです。
お一人で営業されているので、時間に余裕があるときに伺うと良いですよ♪