上野動物園ってこんなところ
「東京都恩賜上野動物園」は1882年(明治15年)に日本で最初にできた歴史ある動物園です。ジャイアントパンダやニシローランドゴリラ、スマトラトラなど約300種3,000点の動物を飼育しています。
JR上野駅「公園口」から徒歩5分、上野公園内にあります。
所要時間:約2時間
おすすめの年齢:2歳〜
住所 | 〒110-8711 東京都台東区上野公園9-83 |
電話 | 03-3828-5171 |
営業時間 | 9:30~17:00(入園券の発売は16:00まで) ※動物によっては、16時30分ごろから寝小屋に入り、見られなくなる場合があります。 ※開園時間は変更することがあります。詳細は公式ホームページをご覧下さい。 |
定休日 | ・毎週月曜日(月曜日が祝日、都民の日にあたる場合は、その翌日が休園日) ・年末年始(12月29日~翌年1月1日) ※一部の月曜日を開園することもあります。詳細は公式ホームページをご覧下さい。 |
入園料 | 一般 600円 65歳以上 300円 中学生 200円 ※小学校6年生までと、都内在住・在学の中学生は無料です。 |
アクセス | 【東園 正門】 JR上野駅「公園口」から徒歩5分 【西園 弁天門】 JR上野駅「不忍口」から徒歩5分 京成電鉄上野駅から徒歩4分 東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅から徒歩8分 都営地下鉄大江戸線上野御徒町駅から徒歩10分 【西園 池之端門】 東京メトロ根津駅(2番出口)から徒歩5分 |
公式ホームページ | http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/ |
公式X | https://twitter.com/UenoZooGardens |
上野動物園の施設について
授乳室:〇
ミルクを作るためのお湯:〇
電子レンジ:×
子ども用トイレ:〇
ベビーカー貸出:〇
コインロッカー:〇
園内飲食店:〇
園内売店:〇
ベビールーム・授乳室
上野動物園にはベビールームが3ヶ所あります。
①東園 さるやまキッチンベビールーム ※女性専用スペース以外は、男性もご利用になれます
②西園 弁天門ベビールーム ※女性専用スペース以外は、男性もご利用になれます
③西園 休憩所内ベビールーム ※女性のご利用がなければ、男性もご利用になれます
ベビールーム内は、一番奥に女性用授乳室があります。ベビールームには男性も入室できますが、授乳室は男性の入室は禁止です。授乳室には授乳用チェアが設置してあります。
手前にミルクを作るためのお湯やおむつを替えるためのベビーベッドが設置されています。
おむつを捨てるためのゴミ箱はベビールームの外に置いてあります。
上野動物園にミルクを作るためのお湯はある?
3ヵ所の授乳室内に、ミルク用温水器が備え付けられています。
上野動物園に電子レンジはある?
離乳食を温めたいという方もいると思いますが、上野動物園には電子レンジはありません。
おむつ替えができるベビーベッド
おむつを替えられるベビーベッドは、園内のトイレ(一部の男性トイレにはありません)や授乳室内など、全部で14ヶ所あります。
子ども用トイレ
子ども用トイレは、西園 子ども動物園すてっぷ内にあります。
また、園内のトイレには子ども用補助便座があります。
迷子預かり所
迷子の預かり所は園内に全部で4ヶ所あります。
①東園 正門
②東園 総合案内所
③西園 弁天門
④西園 池之端門
また、各迷子預かり所では、迷子札の配布も行っています。
上野動物園を子連れでまわるなら
上野動物園に行くのにおすすめの時間帯は?
上野動物園に行くなら、朝イチの9時30分に入園するのがおすすめです!
開園直後は大人パンダが餌を食べる様子が見れたり、比較的空いている時間帯なので動物たちをゆっくり見ることができます。また、午後になると動物たちがお昼寝していたり、室内に入ってしまっていることもあります。活発に動いている動物たちを見るなら午前中に回るのがおすすめです。(天候や動物の体調などによって、動物たちが見られないこともあります。)
もし、体験プログラムやイベントに参加するなら、その時間に合わせて入園しましょう!子供向けイベントは午後に開催されることが多いです!
子連れでまわるおすすめルート!子どもが喜ぶ動物を見たい!
ベネッセの「動物園で子どもが喜ぶ動物ランキング※」をもとに、上野動物園で見ることができる子どもが喜ぶ動物を、ひとふで書きの道順でまわれるコースを考えました。
子連れでも約2時間でまわることができます。(イベントに参加したり、休憩したりする時間は入れていません。)
※参考:動物園で子どもが喜ぶ動物ランキングとは?おすすめ動物園も紹介!, ベネッセ教育情報, https://benesse.jp/qa/odekake/20210331-3.html, (参照 2024-3-12)
①子ども動物園すてっぷ
赤ちゃんや小さな子ども連れで上野動物園に行くなら、「子ども動物園すてっぷ」がおすすめ!
1948年に日本で初めて上野で誕生した子ども動物園。2017年に「子ども動物園すてっぷ」として生まれ変わりました。
「子ども動物園すてっぷ」は動物との距離が近いのが特徴。
出典:上野動物園ホームページ
- ふたば牧場
「ふたば牧場」は、さまざまな家畜について学べる場所です。
ブタやウマ、ウシなど日本の家畜たちや、
アルパカやヤギ、ラマといった世界の家畜を近くで見ることができます。
- スカンク・ヤマアラシ
こちらのエリアではニオイやトゲなど、特別な方法で敵から身を守る動物たちが展示されています。「スカンク」、「アフリカタテガミヤマアラシ」を見ることができます。
- 鳥たちのおうち1
「鳥たちのおうち1」では、ミゾゴイやインカアジサシ、ミヤコドリなどの鳥たちが展示されていますが、どこにいるかわかりにくくて、小さい子どもは反応しないかもしれません。
子どもが喜ぶのは「エミュー」です。世界で2番目に大きい鳥をこんなに間近で見ることができます。
- 鳥たちのおうち2
こちらでは、日本の家畜「ニワトリ」や、世界の家畜「アヒル」を見ることができます。
- 小さな動物たちのおうち
「小さな動物たちのおうち」ではウサギやモルモットをガラス越しに見ることができます。
- すてっぷ館
すてっぷ館は、展示を見たり体験プログラムに参加したりできる場所です。
1階に「しのばずラボ」、2階に「はじめてルーム」があります。
「しのばずラボ」では、水槽に入ったさまざまな生き物を見ることができます。カメやスッポン、タウナギ、ザリガニ、ヒキガエル、アオダイショウ、ヤモリなどが展示されています。
すてっぷ館2階の「はじめてルーム」では、毎月小さな子ども対象の「おたのしみ会」や「読み聞かせ会」を開催しています。
たとえば、2024年4〜6月の「おたのしみ会」は、「ぬりえ&エミューとせいくらべ」。
子ども動物園すてっぷでくらしている動物たちのぬり絵ができたり、上野動物園で一番大きな鳥、エミューの等身大パネルとせいくらべできるコーナーがあったり・・・
また、子ども向けの動物の絵本がたくさんあり、一緒に本を読みながらくつろいだり、一息つくこともできます。
②ペリカン・ペンギン・フラミンゴ
子どもが喜ぶ動物ランキングで2位のペンギン。写真は1歳8ヶ月のころの甥っ子。しばらくペンギンのところから離れませんでした。
ペンギンの他にもペリカンやフラミンゴも距離が近く、ちょうど目線の高さで見ることができるので、小さい子どもでも認識しやすく、反応が良いです。
③アフリカの動物
アフリカの動物エリアでは、子どもが喜ぶ動物ランキング6位のキリンのほか、子どもに人気のサイ、カバ、コビトカバなどが見られます。
キリン、サイ、カバ、コビトカバは14時から室内展示場に入ってしまいます。室内展示場は少し見づらいので、14時より前に見に行くのがおすすめです。
④レッサーパンダ
子どもが喜ぶ動物ランキング5位のレッサーパンダ。木に登ったりエサを食べたりする様子が近い距離で観察できます。
⑤ジャイアントパンダ
子どもが喜ぶ動物ランキングで堂々第1位のジャイアントパンダ。
上野動物園では、ジャイアントパンダは観覧列に並ばないと見ることができません。双子パンダは大人気で平日でも並ばないと見ることができません。一方、大人パンダはほとんど並ばずに見ることができます。子連れの場合は双子パンダは諦めて、大人パンダを見ると良いですよ♪
⑥サル山
子どもが喜ぶ動物ランキング15位のニホンザル。甥っ子も柵越しにじーっとニホンザルを見つめていました。
⑦ゾウのすむ森
子どもが喜ぶ動物ランキング4位のゾウ。絵本や童謡などにも登場するため、子どもがはじめの方に覚える動物です。上野動物園では現在3頭のゾウが飼育されています。2020年に生まれた「アルン」はお母さんに甘える様子が見られます。
⑧ホッキョクグマ
子どもが喜ぶ動物ランキング10位のホッキョクグマ(シロクマ)。
放飼場を行ったり来たりする姿やプールで泳ぐ姿が見られることもあります。
⑨ゴリラ
子どもが喜ぶ動物ランキング12位のゴリラ。
現在、上野動物園では7頭のニシゴリラが群れで暮らしています。2022年5月31日に生まれたスモモは小さい子どもが大好き。近づいてきて、「一緒に遊ぼう!」とばかりにガラスを叩いてくることも。
ゴリラが見られる時間は下記の記事を参考にしてください。
⑩トラ
子どもが喜ぶ動物ランキング8位のトラ。
上野動物園で飼育されているのは、トラの中で最も小さいスマトラトラです。
エサが観覧窓近くに置かれているため、窓のすぐそばまで来てくれて迫力満点です。
イベントや体験プログラム(ふれあい動物)について
上野動物園では毎日、様々なイベントが開催されています。
上野動物園公式ホームページにアクセスして、カレンダーの日付をタップするとその日開催されるイベントを見ることができます。
2024年7〜9月のおたのしみ会
子ども動物園すてっぷでは、小さなお子さま対象の「おたのしみ会」が開催されます。
2024年7~9月の「おたのしみ会」は「ぬりえ&ネズミのなかまたち」です。子ども動物園すてっぷでくらしている動物たちのぬり絵をすることができ、ぬった絵はおみやげとして持ち帰れます。
また、「ネズミのなかまたち」を紹介するコーナーもあります。ヤマアラシやモルモットの実物大パネルをもって大きさ比べをしたり、パネルと一緒に写真撮影もできます。
会場には子ども向けの動物の絵本がたくさん置いてあり、一緒に本を読みながらくつろいだり、一息つくこともできます。
開催日 | 2024年7月~9月の土日 ※ただし7月6日(土)、7日(日)はのぞく |
時間 | 13時30分~ |
場所 | 子ども動物園すてっぷ すてっぷ館2階(はじめてルーム) |
対象 | 0歳から12歳までのお子さまとその保護者 ※お子さまだけでの参加はできません。 |
定員 | 20名程度(保護者も定員に含みます) ※開始15分前から先着20名 |
【ふれあい】モルモットとふれあえる体験プログラム
「子ども動物園すてっぷ」では「モルモットとなかよし」という一般の方向け体験プログラムを開催していて、モルモットとふれあうことができます。開催は平日限定、1日3回です。参加には事前予約が必要です。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
開催期間 | 2024年4月16日(火)~2025年3月19日(水) ※ただし2024年4月30日(火)〜5月2日(木)、10月1日(火)、2025年1月2日(木)〜3日(金)は除く |
開催日時 | 土日祝日を除いた開園日 ①13:30~14:50 ②14:00〜14:20 ③14:30〜14:50 |
所要時間 | 20分 |
開催場所 | 子ども動物園すてっぷ すてっぷ館1階(わくわくベース) |
目安 | 3歳から12歳くらいのまでのお子さま ※年齢制限はありませんが、お子さまを対象としたプログラム内容となっています。 ※小学校3年生以下は保護者の同伴が必要です。 ※1歳未満のお子様はモルモットにさわれません。観察のみでお願いします。 |
参加可能人数 | 各回6組(1組3名まで。付き添いや乳幼児含む) ※学校団体の参加はご遠慮ください。 |
参加方法 | 先着順の予約制 ※予約は開催当日の10:00から受け付けます。 ※定員に達したら締め切りとなります。 ※締め切り後にキャンセルが出た場合は、そのタイミングで受付が自動的に再開されます。 ※キャンセル待ちの受付はできません。 |
予約受付時間 | 10:00〜14:20 ※各回開始10分前まで |
予約方法 | 予約システムからご予約ください。 |
注意事項 | ※参加は1プログラムにつき1日1回です。 ※動物アレルギーの方や発熱症状のある方は参加できません。 ※参加者全員おそろいの上、開始時刻までに子ども動物園すてっぷ館にお集まりください。 ※その他「予約システム」に記載の注意事項をお読みください。 |
上野動物園では動物への餌やりはできる?
上野動物園では餌やり体験はできません。
【年齢別】子連れの上野動物園の楽しみ方
0歳児連れ
上野動物園に0歳の赤ちゃんを連れて行くなら、首が座って、色々なことに興味が出てくる生後半年くらいからが良いと言われています。
0歳児連れは赤ちゃんに無理のない範囲でゆったりお散歩する感覚でまわると良いと思います。前向きで抱っこができる抱っこ紐があると、動物を見せやすくなり、パパママの負担も少なくなるかもしれません。
また、上野動物園に行く前に、授乳場所や、おむつを替える場所など事前に調べておきましょう。
上野動物園には急な坂もありますが、上野動物園公式ホームページにはベビーカー利用者マップもあるので、確認しておくと良いですよ。
1歳児連れ
1歳ごろになると動物を認識できるようになってきますが、パパママが「あそこにゴリラさんいるよ」と教えてあげても、見えていなかったり、わかっていないことも結構あります。
少しずつ動物の名前を言えるようになってきたり、自分で歩けるようになってくると、動物園を楽しめるようになってきます。
ただ、動物には全然興味を示さず、他のものにばかり興味を持つかもしれません。せっかく連れてきたパパママはちょっと残念に思うかもしれませんが、お子さんはいつもと違う場所におでかけできただけで、良い刺激になっているはずです。動物園は広いので、全て回る必要はありません。無理のない範囲で回りましょう。
2歳児連れ
2歳になると、さらに動物を認識できるようになり楽しむことができます。
ただ、2歳児はイヤイヤ期のピークを迎えるといわれています。パパママが「あっちにトラさんいるよ!見に行こう!」と誘っても、全然その場を離れなかったり、「イヤ〜!」と泣き叫んだり、思うように回れないかもしれません。パパママも疲れてしまうし、ストレスになってしまうので、子どもが好きな動物、見たい動物を中心に見てまわりましょう。事前に見たい動物やマップをチェックしておくのがおすすめです。
3歳児連れ
3歳になると、遠足で上野動物園に行くという保育園や幼稚園もあり、十分に動物園を楽しめる歳です。見るだけでなく、ふれあい体験にも参加してみるのも良いですね♪普段できない体験を子どもと一緒に楽しめます。